2016年01月20日

「ファントム」

昨年の7月にBSプレミアムで『オペラ座の怪人』(2004年公開)を観ました。
そうです、わたしの大嫌いなミュージカル映画です。



この前に『レ・ミゼレブル』のミュージカル映画を観ましたが、
全然入り込めないまま観終わりました。

最後に『オペラ座の怪人』を観て、
ミュージカルを観るのを止めようと思っていました。
そう思ったところにこの映画。
待っていたように有りましたので観ました。

『オペラ座の怪人』と云えば例の曲です。
この歌は秀逸ですね。これは文句無く好きですが、
歌以外は今回もまったく楽しめなかった。



これで、もうミュージカルは観ません。
音楽はクラシック、ポップス、演歌など全てが好きですが、
ミュージカル映画はダメです。
*ただし、ジャズ、ハードロックは分かりません。

内容はファントムとクリスティーヌと婚約者の恋のさや当て。
オペラ座の怪しげな雰囲気が映像に生える。
これで、歌のない演技だけの『オペラ座の怪人』をお願いしたいです。

『怪人』と云えば、
わたしの大好きな島田荘司氏の推理小説『摩天楼の怪人』が思い浮かびます。
氏の『アトポス』以降に書かれた御手洗シリーズの傑作です。

『ファントム』の下りは『オペラ座の怪人』とよく似ています。
コロンビア大学・助教授の若き御手洗潔だ出ずっぱりの奴です。

でも・・・『摩天楼の怪人』の御手洗潔は、
『占星術』で出現したぼくの好きな御手洗潔ではない。


この曲は素晴らしい、重厚でありメロディーに引き込まれる。
でも、やはり『ミュージカル』はアカンわ。

注意:御手洗潔をご存じない方は検索でもしてください。


     文責:syun
  


Posted by 黒江の町並み景観づくり at 16:32Comments(0)推理小説音楽映像