2013年06月22日

「黒江ことば大番付」

以前「黒江ぬりもの館」さんで「黒江ことば大番付」
なる番付表をいただきました。


東の横綱  てんご →  いたづら
西の横綱  おもた →  思った
東の大関  てっとて→  手伝って
西の大関  にんにこ→ おにぎり
東の関脇  そうどっと→ 静かに
西の関脇  でんぐりかやしてる→ひっくりかえしてる
東の小結  いんだ →  帰った
西の小結  のし   →  ですね
東の前頭  なんなら → そうならば
西の前頭  ここらわり→ 気持ち悪い

書いたのは、まだつこてます。
この中では「のし」はもう使わないですね。
これは非常に上品な言葉だと祖母に教わりました。
有吉佐和子著の「紀の川」が有名だと思います。

まだいっぱいあるで。
和歌山県人は「ざじずぜぞ」と「だぢづでど」を間違えて、
云ってしまうのです(今の若い方はほとんどないと思います)

たとえばわたしの父の名前は「ひろぞう」ですが、
昔の人は「ひろどう」と胸を張って云うし、
書くのです。
これには昔、笑わせてもらいました。

秘密のケンミンショーは方言の宝庫ですが、
お国訛りはどこでも美しいと感じます。
でも、文字に為難いですね。

PS
わたしの個人ブログで「黒江ことば大番付」を書いたところ、
黒江生まれの京都在住の方から、この「黒江ことば大番付」
が欲しいと書き込みがあり、「ぬりもの館」さんでいただい
た旨を返事いたしました。無事にいただけたのかどうか?
お国訛り大好き。ik_72
  

Posted by 黒江の町並み景観づくり at 00:57Comments(2)古いもの