2014年06月17日

「過疎対策に古民家利用はどうでしょう②」

過疎対策に古民家利用はどうでしょう②

    海南は?
さて海南市はどうか?そこが問題です。
過疎過疎なのに田舎暮らしの市町村のような売り物が無い訳です。
悲惨ですね。

市で田舎暮らしの案内を開設しているのは田辺市と新宮市だけ。
内容は閲覧していないのでどうなっているかは不明だが、
市という呼称だけで胡坐をかいていたら、足元をすくわれると思います。

過疎の一番の要因は「働く場所が無い」が挙げられます。
それとよく聞くのが、進学で故郷を離れた子供がそこで就職→帰って来ない。

仕事が無い→人が減る→過疎になるのスパイラル。
仕事がないを嘆いても仕方が無い。

現実の解決策は企業誘致しかない→でも誘致できない。
それでは企業誘致が出来ない要因は何なのでしょうか?
土地が無い、土地が高い、交通の便が悪い等なのでしょうか?
海南は大阪の衛星都市には成れないのか?
わかりません。誰か教えてください。

海南市のHPを見に行くも、過疎対策の目玉が無い。
何処の市町村も、売りになる観光を目玉にし、プッシュをしている。
鈴木屋敷、熊野古道、長保寺etcがあるも住民の意見はどうなんでしょうか。
保存を氏しようとか、守っていこうとかの、動きがあるのでしょうか?

唯一最近になり「空き家バンク」なるものを設置するも、
耐震、防火の絡みがあるのかS56年以降の建物と限定。
登録は2件。この制度は範囲が限定されるのでどうかと思います。

お役所ですから、
何かあれば、突き上げがある→責任を取らされる→だから思い切った手が打てないのスパイラル。
負の連鎖。

借り手側の特典をもうけたらどうでしょうか。
特典は次の古民家で触れます。
次回終了します。



   文責:syun  

  


Posted by 黒江の町並み景観づくり at 00:05Comments(0)景観空家関連