2014年06月27日

有田の奥の紀州漆器

他でも書いたネタですが、・・・

有田のとあるお宅から古~い漆塗りのお膳を引き取ってきました。

箱には「紀州黒江町」と四角の中に「正」の商標らしきものが書かれてあります。



景観づくり運営委員のTさんによると、これは四角ではなく「井」の中に「正」で、
明治初期の塗師屋で蒔絵師の、井上庄七さんというかたの商標だそうです。

中に入っているのはこれ  


脚付のお膳です。

こちらは平膳



引き取ってきたお宅は、昔旅館を営んでいたそうで、使い込まれて傷がそこそこ・・・ icon10
軒下蚤の市にとも思ったのですが、ちょっと難ありですかね。漆器としてはほんまもんのええもんなんですけどicon11

正しい和歌山弁では、『ひらでん』と発音します。(^^ゞ



                           by onigawara
  

Posted by 黒江の町並み景観づくり at 09:14Comments(0)うるし・漆器古いもの